モリンガの成分をオイルで摂取
オイルに含まれている成分
モリンガの種から抽出されたオイルには、オレイン酸が多く含まれています。オレイン酸はオリーブオイルやナッツなどにも含まれていて、酸化しにくいため体内の活性酸素と結びつくことでできる過酸化脂質を抑える働きがあります。オレイン酸には血中の悪玉コレステロールを除去する作用もあり、加熱しても成分が変わらないことから料理にも使いやすくなっています。水によくなじむ性質があるので、腸内にたまった排泄物をやわらかくする作用があるため、便秘の解消にも役立ちます。モリンガに含まれている脂肪酸のおよそ70%がオレイン酸になり、インドや古代エジプト、ヨーロッパなどでは古くから美容に役立つオイルとして愛用されてきました。 モリンガにはオレイン酸の他にも、パルミトレイン酸、リノール酸、エイコセン酸など不飽和脂肪酸が含まれています。パルミトレイン酸はマカダミアナッツなどに含まれている成分で、年齢と共に減少する肌老化に関わる脂肪酸を補う働きがあります。
成分に着目しオイルとして利用
モリンガはおもにフィリピンで生息される栄養素を多く含んだ天然の薬草になります。インドでは古来から300以上の病気を治す薬草として知られ、またモリンガのオイルはあの美女として知られるクレオパトラも使用していたというほども美容にも影響を与える薬草になります。モリンガの成分はビタミンなどダイエットや美容に良いとされる成分が豊富に含まれています。また化粧品や美容液にもオイルは使われていますので、美容に関心を持っている人に着目してほしい薬草です。 もちろんダイエットの御供として使うのも良いでしょう。ダイエットはカロリーを気にしすぎてつい必要な栄養素不足になってしまい、ビタミンなどが欠乏してしまうこともあります。サプリメントで補充するというのも一つの方法になりますが、天然の薬草からとりいれることができるのであれば、そちらの方が良いでしょう。加工されていない天然のものになりますので、体に良いダイエットを行うことが可能です。